ハクビシン退治に有効な対策方法
近年住宅地に出没する件数が多くなってきています。天井の塀のわずかなすき間から侵入して糞尿をしたり、人気がない事を確認して農作物の食い荒らし、特にミカンなどの果実を好み襲撃したりと、ハクビシン退治は深刻な問題となっています。ハクビシンによる被害をなくすにはどのような対策を取ればいいのか、紹介します。
ハクビシン退治に有効な対策方法
ハクビシンを退治する方法ですが、ポイントは3つあります。まず1点目は寝床を作らせないことです。ハクビシンは昼間は樹洞、神社・住宅・倉庫などの天井裏などで休息を取るので、天井裏にわずかなすき間がある場合はそれを塞ぐようにしましょう。
次に2点目は侵入経路をなくすことです。ハクビシンは樹上生活者と呼ばれており、木登りが得意です。人家の周囲に登れる木の枝がある場合は剪定するようにしましょう。ハクビシンは見通しのよい場所には近づかない傾向があるからです。
最後に3つめは餌場を作らせないことです。これは農作物を収穫した際、取り残しがないようにするためです。また、夜間の時間帯で襲われないように、ネットやビニールシートで被せてエサがあることを隠しておきましょう。
また、フェンスのわずかなすき間から侵入することもあります。
このような事態を想定し、フェンスに防風ネットを付け電気柵を併用すれば、飛びついた時に電流が走り追いやることができます。
ハクビシンはニンニクや石油系のニオイが苦手です。
周辺の対策を万全にし、寝床、餌場の周り、通り道にエサを置き誘導させれば、引っかかるはずです。
ハクビシンを傷つける事無く追い払うには、赤外線センサーで、ハクビシンなどの夜行性動物の動きをキャッチし、(ホースにつないだ)水を強力に 噴射して撃退する新製品も、その大きな効果から、新たに脚光を浴びています。